1. バイオスターS（診療後に行う過酸化水素水によるスプレー回路自動消毒装置）
2. A.C.V.S.（自動バキューム回路洗浄システム）
3. クリーンウォーターSシステム（ユニットに外付けのタンクに蒸留水などを入れて，インスツルメントのスプレー回路やコップ給水にクリーンな水を送ります。また、診療後に過酸化水素水を入れて，マニュアルで水回路の消毒を行えます。）

ウォッシャーディスインフェクター（ミーレジェットウォッシャー）は感染の原因となる血液や唾液といったタンパク質を高圧の水流で洗い落として、素手で触っても安全なレベルにまで感染物質を取り除くことができます。
感染の原因となるタンパク質は55℃以上の高温になると凝固してしまいます。
ミーレジェットウォッシャーはタンパク質が凝固しないように冷水から予備洗浄を行い高い水圧で確実にタンパク質の汚れを落としていきます。
さらに、最終のすすぎの段階では水温を93℃まで上昇させて5分間の消毒を行うため、高レベルな熱水消毒が可能です。
このような徹底した温度管理と高い水圧による洗浄は肝炎やHIVウイルスにも効果を発揮します。
ミーレジェットウォッシャーは洗浄、消毒および滅菌に関して「ISO 15883」で規定された「93℃で5分間」という消毒条件を満たしています。
また、第三者研究機関によって多くの微生物試験が行われており高い消毒効果が認められています。

世界で一番厳しいヨーロッパ基準で最高ランクに位置付けられているクラスB滅菌器「LISA」を使用しています。
ヨーロッパ規格EN13060ではクラスB、クラスS、及びクラスNという3種類の滅菌サイクルのクラスがあります。
その中で唯一、クラスBサイクルだけが全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、一重包装、 二重包装)を滅菌できるとされています。
「LISA」はバキュームポンプにより空気の除去と蒸気の注入を交互に繰り返すパルス真空という作用により被滅菌物内部の隅々まで蒸気を行き渡らせることが可能となりました。
そのことで従来の高圧蒸気滅菌器では困難だった細部の滅菌が行えます。
当医院では上記のミーレジェットウォッシャーを用いて洗浄を行った後にさらにクラスBオートクレーブ「LISA」を用いて確実な滅菌を行なっております。